ゴルフ会員権の売買について

関東ゴルフ会員権取引業協同組合の概要と歴史

関東ゴルフ会員権取引業協同組合は、ゴルフ会員権の基準相場の作成やゴルフ会員権の厳格な取引規約を策定している組合です。KGKという略称があります。各部会や委員会によって構成されており、策定した取引規約が遵守されているかどうかをチェックし、ゴルフ会員権業界の諸問題について行政サイドと協議しています。またゴルフ会員権の取引事故や不祥事の未然に防ぐために、全国のゴルフ場との情報交換も緊密です。

そして関東ゴルフ会員権取引業協同組合には、資格審査部・総合企画部の2つの部会があり、総務・財務・取引・気配相場表・コンピューター・渉外・広報研修という8つの委員会があります。特にコンピューターの委員会に関しては、ゴルフ会員権の相場情報を迅速に提供するためにコンピューターシステムを導入しています。当然ですが関東ゴルフ会員権取引業協同組合は関東通産局認可団体であるため、組合員には業界での実績や信頼性といった厳しい入会審査があります。ゴルフ会員権売買業は昭和33年に誕生しましたが、バブル期には投資目的として人気があり、最大で500社以上のゴルフ会員権企業がありました。

バブル崩壊やリーマンショックなどで徐々に数を減らしていますが、それでもまだまだ多くの会社があります。関東ゴルフ会員権取引業協同組合は相互扶助の精神のもと、昭和48年に発足しました。そして今でも100社以上の会社が加盟しており、健全なゴルフ会員権取引の維持に努めているのです。

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